大阪、松原、堺を中心に乳幼児から高齢者まで、訪問看護で「らしく」活きるをお手伝いしています

タイトル

各専門職の役割

看護師の役割

看護師

 全身状態を把握して医療的な管理の基に良い状態に保ち、不安を受けとめ意欲を引き出し、医療・介護・福祉との連携を図りながら、できる限り自立した日常生活を維持し在宅生活の安定を図ります。

●看護・保険業務を行う

(病状・状態観察、医療的な管理の基で日常生活動作の介助を行う、診療の補助として褥創の処置、経管栄養、留置カテーテル、膀胱洗浄、浣腸、摘便、吸引、在宅酸素、人工呼吸器、中心静脈栄養等々管理、指導、実施を中心とした看護)

●障害者・高齢者にリハビリテーションの意欲を持たせる

●日常生活動作が自立できるように援助する

●障害者・高齢者およびその家族の相談にのり援助する

●利用者に関わる他の専門職、介護・医療・保健・福祉機関との連携を図る

看護師の作業風景「栄養管理」

看護師の作業風景「状態観察・測定」

言語聴覚士の役割

言語聴覚士

 人の営みにおいて楽しみでもあり根本的な欲求でもある「話すこと」「食べること」に対して、障害を把握し在宅生活の中で、できる限りその機能や行為を維持・回復できるように訓練・指導する職種です。

●言語機能、摂食嚥下機能障害を把握する。

●生活への援助目標を設定する。

●失語症・構音障害(ろれつ)に対するリハビリテーション

(自主トレーニングの指導、話し方や聞き取り方のコツなどの家族指導、社会参加活動への案内・指導)

●摂食嚥下障害に対するリハビリテーション

(食事形態や姿勢などの指導、嚥下機能の評価などの相談、口腔嚥下基礎訓練、※直接嚥下訓練※)

●コミュニケーションや食事に必要な福祉機器の選定や工夫をして環境を整備する

●利用者に関わる他の専門職、介護・医療・保健・福祉機関との連携を図る

※直接嚥下訓練は誤嚥による肺炎などのリスクが伴います。実施に当たっては医師による嚥下造影などの適切な検査・評価・指示の基、医療機関や看護師との連携により実施することができます。

言語聴覚士の作業風景「言語訓練」

言語聴覚士の作業風景「嚥下訓練」

看護師の役割

理学療法士・作業療法士

 主に日常生活動作(移動や排泄、入浴など)や生活関連動作(家事や外出、余暇など)に対して、障害を把握し在宅生活の中でより自立を目指した治療や機能訓練、動作訓練を実施・指導します。また生活環境を整備し自立を促し、在宅生活の活性化を図り、より社会参加を促します。

●日常生活動作、生活関連動作の障害を把握する。

●生活への援助目標を設定する。

●心身の治療・機能訓練を行う

(痛み・筋緊張・むくみの緩和などの治療、運動器・呼吸・高次脳機能・言語・摂食嚥下機能などに対する訓練および管理)

●基本動作練習をする。

(寝返り、起き上がり、起立、歩行、移乗などの動作訓練)

●日常生活動作の練習をする

(食事、排泄、入浴、更衣、整容などの身の回り動作訓練、家事、買い物、外出、余暇などの生活関連動作訓練)

●必要な福祉機器や家屋改造を考え生活の環境を整備する

●福祉機器の工夫をして生活の環境を整備する

●利用者に関わる他の専門職、介護・医療・保健・福祉機関との連携を図る

理学療法士の作業風景「呼吸リハビリ」

作業療法士の作業風景「屋外歩行訓練」

作業療法士の作業風景「筋緊張の緩和」

作業療法士の作業風景「床動作訓練」

維持期リハビリテーションの役割